生体機能触媒研究チームについて
生体機能触媒研究チームは、自然界の洗練されたエネルギー変換機構を理解することで、地球環境と調和した持続可能なエネルギー変換技術を実現することを目指しています。当チームでは、生体機能に着目した触媒材料の開発、および生体触媒を用いた物質生産システムの構築に取り組んでいます。
具体的には、光合成生物が行っている、太陽光エネルギーを用いた水の酸化反応や二酸化炭素還元などの仕組みからヒントを得て、水を化学資源として利用するのに不可欠な水分解触媒を地中に豊富に存在する元素のみから開発することに成功しました。
また、当チームでは、太陽光に支えられた生態圏のエネルギー変換のみならず、深海底にみられる独特な化学エネルギー変換システムを模倣する研究も行っています。太陽光が届かない深海底では、海底に豊富に存在する元素が化学触媒として働き、化学・熱・電気的なエネルギーを相互変換する、複雑で洗練された生態システムが構成されています。光合成の理解から光エネルギー変換技術が発展してきたように、深海底の暗闇の中でみられるこの優美でユニークなシステムを理解することで、基礎科学研究に新たな道を示し、エネルギー技術の発展に寄与することを目指しています。
研究テーマ: 水分解触媒、微生物の細胞外電子伝達、深海熱水噴出孔生態系における電気化学
ニュース
- 2024.11.18
溶存3dブロック金属イオンによるPEM水電解への影響に関する研究成果がChem. Commun. に掲載されました。 - 2024.11.12
「水のパラドックス」解明へ向けた研究成果が ChemistryEurope の Cover Feature として掲載されました。 - 2024.11.1
研究員のShuang KongさんがInnovators Under 35 Japanを受賞しました! - 2024.10.25
蛇紋岩を基盤とする熱水噴出孔における浸透圧エネルギー変換に関する研究成果が化学工業日報に掲載されました。 - 2024.10.22
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果がRIKEN RESEARCH FALL 2024に掲載されました。 - 2024.10.22
酸化マンガン触媒の安定性向上の仕組みを特定した研究成果がRIKEN RESEARCH FALL 2024に掲載されました。 - 2024.10.10
生命誕生の根底にある「水のパラドックス」解明へ向けた研究成果がChemistryEuropeに掲載されました。 - 2024.10.3
蛇紋岩を基盤とする熱水噴出孔における浸透圧エネルギー変換に関する研究成果がつくばサイエンスニュースに掲載されました。 - 2024.9.30
非生物学的な嫌気的アンモニア酸化触媒の発見に関する記事がNat. Chem.に掲載されました。 - 2024.9.30
電極触媒の寿命を理解するための数理モデルがJ. Phys. Chem. Lett.に掲載されました。日本語のプレス記事はこちらにあります。 - 2024.9.27
研究員のShuang Kongさんがthe 7th International Symposium on Solar Fuels and Solar Cellsでポスター賞を受賞しました!発表題目は、「Durable Manganese Oxide Catalyst for Proton Exchange Membrane (PEM) Water Electrolysis」です。 - 2024.9.25
蛇紋岩を基盤とする熱水噴出孔における浸透圧エネルギー変換に関する研究成果がNat. Commun.に掲載されました。日本語のプレス記事はこちらにあります。 - 2024.9.20
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果に関する総説がInnov. Mater.に掲載されました。 - 2024.9.13
二酸化炭素変換反応における電極材料性能・要因の予測に関する研究成果がMater. Sci. Eng. R Rep.に掲載されました。日本語のプレス記事はこちらにあります。 - 2024.9.6
エネルギー変換における不均一系、人工系、生物系電極触媒の比較に関する研究成果がChem Catal.に掲載されました。 - 2024.9.12
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果が東京新聞に掲載されました。 - 2024.9.2
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果が山梨日日新聞に掲載されました。 - 2024.8.25
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果が静岡新聞に掲載されました。 - 2024.8.22
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果が熊本日日新聞に掲載されました。 - 2024.8.18
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果が下野新聞に掲載されました。 - 2024.8.1
千葉上級研究員が、理研クローズアップ科学道にて取り上げられました。「酵素活性を自在に変えられるのか」 - 2024.7.22
非生物学的な嫌気的アンモニア酸化触媒を発見した研究成果がScience Japanに掲載されました。 - 2024.6.28
基礎科学特別研究員のChen ChenさんがIUPAB2024でポスター賞を受賞しました!発表題目は、「Creation of a Membraneless Protocell with Earth-abundant Transition Metal Catalysts」です。 - 2024.6.14
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果が日経XTECHに掲載されました。 - 2024.5.27
非生物学的な嫌気的アンモニア酸化触媒を発見した研究成果が日刊工業新聞に掲載されました。 - 2024.5.27
非生物学的な嫌気的アンモニア酸化触媒を発見した研究成果がNat. Chem.に掲載されました。日本語のプレス記事はこちらにあります。 - 2024.5.25
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果が日本経済新聞に掲載されました。 - 2024.5.10
水電解触媒の貴金属(イリジウム)使用量を95%以上削減した研究成果がScienceに掲載されました。日本語のプレス記事はこちらにあります。 - 2024.4.19
中村龍平チームリーダーが第56回市村地球環境学術賞 貢献賞を受賞しました! - 2024.4.16
研究員の大岡英史さんと上級研究員の千葉洋子さんが理研より2023年度CSRS奨励賞を受賞しました! - 2024.3.19
ACS Appl. Energy Mater. において、原著論文Temperature and Pressure Dependence of Hydrothermal Electrodeposition of Molybdenum Sulfideが発表されました。 - 2024.3.1
Angew Chemの研究者紹介にて当チームの千葉さんが取り上げられました。 - 2024.2.29
酵素活性の支配因子に関する成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2024.2.29
Prog. earth planet. sci. において、原著論文Magnesium silicate chimneys at the Strytan hydrothermal field, Iceland, as analogues for prebiotic chemistry at alkaline submarine hydrothermal vents on the early Earthが発表されました。 - 2024.2.26
Angew. Chem. Int. Ed. において、原著論文Rationalizing the Influence of the Binding Affinity on the Activity of Phosphoserine Phosphatasesが発表されました。 - 2024.1.17
酸化マンガン触媒の安定性向上の仕組みを特定した成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2024.1.17
Nat. Catal. において、原著論文Acid-stable manganese oxides for proton exchange membrane water electrolysisが発表されました。 - 2023.12.28
Bioresour. Technol. において、原著論文Gas fermentation combined with water electrolysis for production of polyhydroxyalkanoate copolymer from carbon dioxide by engineered Ralstonia eutrophaが発表されました。 - 2023.12.13
酵素活性の最大化に関する研究がResearch Highlightで取り上げられました。また、大岡研究員が理研クローズアップ科学道にて取り上げられました。 - 2023.11.20
Ceram. Int. において、原著論文Hydrothermal electrochemical flow reactor to independently control temperature, pressure, and potential for manganese oxide electrodepositionが発表されました。 - 2023.11.9
J. Phys. Chem. C において、原著論文A Non-Rate-Determining Redox Process Dictates the Oxygen Evolution Tafel Slope of MnO2が発表されました。 - 2022.8.24
酵素活性の最大化に向けた理論的成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2023.8.24
Nat. Commun. において、原著論文Thermodynamic principle to enhance enzymatic activity using the substrate affinityが発表されました。 - 2023.6.14
ChemRxiv. において、原著論文Osmotic Energy Conversion in Deep-Sea Hydrothermal Ventsが発表されました。 - 2023.5.30
ChemRxiv. において、原著論文Dissipation Lifetime of Catalysis as a Dynamical Systemが発表されました。 - 2023.5.16
ChemRxiv. において、原著論文A Non-Rate-Determining Redox Process Dictates the Oxygen Evolution Tafel Slope of MnO2が発表されました。 - 2023.4.24
ChemRxiv. において、原著論文Nonenzymatic anaerobic ammonium oxidation through a hydrazine intermediateが発表されました。 - 2023.3.22
中村チームリーダーと研究員のAilong Liさんが理研より理研梅峰賞を受賞しました! - 2023.3.16
Bull. Chem. Soc. Jpn. において、原著論文Hybrid Structure Analysis: Accurate and Precise Determination of the Structure Parameters of Mono- and Bimetallic Spinels by Iterative and Alternating Refinements of Powder X-ray Diffraction and X-ray Absorption Fine Structureが発表されました。 - 2023.3.10
bioRxiv. において、原著論文Diverse Phosphoserine Phosphatases Exhibit Maximum Activity at an Intermediate Binding Affinity in Accord with the Sabatier Principle of Catalysisが発表されました。 - 2023.2.3
bioRxiv. において、原著論文Universal Design Principle to Enhance Enzymatic Activity using the Substrate Affinityが発表されました。 - 2022.12.8
中村チームリーダーが、理研クローズアップ科学道にて取り上げられました。「深海の発電現象から探る無機物と生命の接点」 - 2022.10.14
Systems Chemistryに取り組む人材募集についてNature careersに掲載しています。
特別研究員または研究員募集 (W22116) - 2022.10.14
化学反応ネットワークに関する仮説を理論的に予測し、検証に向けた実験指針を明らかにできる人材をNature careersにて募集しています。
特別研究員または研究員募集 (W22117) - 2022.9.23
ISME J.において、原著論文In situ electrosynthetic bacterial growth using electricity generated by a deep-sea hydrothermal ventが発表されました。 - 2022.9.13
反応環境により触媒選択性を制御した成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2022.9.13
Nat. Catal. において、原著論文Regulation of the electrocatalytic nitrogen cycle based on sequential proton–electron transferが発表されました。 - 2022.9.8
2022年11月13日開催のグローバルサイエンティストアワード「夢の翼」に、中村チームリーダーが審査員として参加します。 - 2022.8.10
海産ミミズの観察と電気化学測定により養殖環境を診断した成果が国立環境研究所運営サイト「環境天文台」で紹介されました「底生生物が二役を担う!?「持続的な水産養殖」へのアプローチ 理研と水研機構など」 - 2022.8.10
海産ミミズの観察と電気化学測定により養殖環境を診断した成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2022.8.10
Front. Microbiol. において、原著論文Tracing and regulating redox homeostasis of model benthic ecosystems for sustainable aquaculture in coastal environmentsが発表されました。 - 2022.4.1
当チームの孔爽さんが、RIKEN NEWS SPRING 2022にて取り上げられました。「グリーン水素の低価格化を非貴金属触媒で実現」 - 2022.3.28
コバルトとマンガンを組み合わせることで触媒活性と安定性を両立した成果が日刊ケミカルニュースに掲載されました。 - 2022.2.15
コバルトとマンガンを組み合わせることで触媒活性と安定性を両立した成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2022.2.14
Nat. Catal. において、原著論文Enhancing the stability of cobalt spinel oxide towards sustainable oxygen evolution in acidが発表されました。 - 2022.2.7
当チームの孔爽さんが、理研ホームページ「研究最前線」にて取り上げられました。「グリーン水素の低価格化を非貴金属触媒で実現」 - 2022.2.3
触媒設計指針を機械学習で明らかにした成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2022.1.31
J. Phys. Chem. C において、原著論文Multi-Regression Analysis of CO2 Electroreduction Activities on Metal Sulfidesが発表されました。 - 2021.7.23
Dalton Trans.において、原著論文Electrochemically induced metal-vs.ligand-based redox changes in mackinawite:identification of a Fe3+-and polysulfide-containing intermediateが発表されました。 - 2021.7.15
「実験・数理・機械学習の融合による触媒理論の開拓」がChem-Stationに掲載されました。 - 2021.6.3
実験、数理、機械学習の融合による触媒理論検証の成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2021.5.10
ACS Catal.において、原著論文Non-zero Binding Enhances Kinetics of Catalysis: Machine Learning Analysis on the Experimental Hydrogen Binding Energy of Platinum.が発表されました。 - 2021.5.4
Front. Energy Res.において、総説論文The Sabatier Principle in Electrocatalysis: Basics, Limitations, and Extensionsが発表されました。 - 2021.3.17
Commun. Chem.において、原著論文Thioester synthesis through geoelectrochemical CO2 fixation on Ni sulfidesが発表されました。 - 2021.3.2
Chem. Commun.において、原著論文In situ FTIR study of CO2 reduction on inorganic analogues of carbon monoxide dehydrogenaseが発表されました。 - 2021.2.5
研究員の大岡英史君が理研からポスター賞を受賞しました!発表題目は「In-situ分光電気化学情報の統計処理による多電子移動反応論の開拓」です。 - 2020.12.4
Proc Natl Acad Sci USAにおいて、原著論文Atomic-scale evidence for highly selective electrocatalytic N−N coupling on metallic MoS2が発表されました。 - 2020.9.15
Proc Natl Acad Sci USAにおいて、原著論文CO2 reduction driven by a pH gradientが発表されました。 - 2020.6.16
Proc Natl Acad Sci USAにおいて、原著論文Multi-omics analysis on an agroecosystem reveals the significant role of organic nitrogen to increase agricultural crop yieldが発表されました。 - 2020.6.10
農業生態系のデジタル化と作物生産における土壌有機態窒素の重要性に関する当チームの共同研究成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2020.6.5
酵素の仕組みを再現した硝酸還元触媒に関する当チームの研究成果が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2020.6.5
深海熱水噴出孔で発生する電気と生命の起源に関する当チームの研究内容が複数の新聞で取り上げられました。 - 2020.6.5
基礎科学特別研究員の大岡英史君が理研から2019年度理研奨励賞を受賞しました! - 2020.6.5
研究員の千葉洋子君が日本農芸化学会から2020年度農芸化学若手女性研究者賞を受賞しました! - 2020.4.1
Original paper entitled Thioester Synthesis by Geoelectrochemical CO2 Fixation on Ni Sulfides was published in ChemRxiv. - 2020.4.1
Original paper entitled Enzyme Mimetic Active Intermediates for Nitrate Reduction in Neutral Aqueous Media was published in Angewandte Chemie International Edition. - 2019.11.30
Original paper entitled A reduced imidazolium cation layer serves as the active site for electrochemical carbon dioxide reduction was published in Applied Catlysis B: Environmetal. - 2019.10.18
Original paper entitled Shift of the optimum binding energy at higher rates of catalysis is published in The Journal of Physical Chemistry Letters. 理研プレスリリース - 2019.10.9
Our research on Mn catalyst with long-term stability is posted on RIKEN RESEARCH FALL 2019. - 2019.6.21
Original paper entitled Metals likely promoted protometabolism in early ocean alkaline hydrothermal systems is published on Science Advances.
東工大プレスリリース - 2019.6.10
Original paper entitled Phase-selective hydrothermal synthesis of metallic MoS2 at high temperature is published on Chemistry Letters. - 2019.6.7
Article about our research on Mn water oxidation catalyst is posted on RIKEN Research Highlight. - 2019.5.22
Original paper entitled Electrochemical characterization of manganese oxides as a water oxidation catalyst in proton exchange membrane electrolysers is publushed on Royal Society Open Science. - 2019.3.14
Original paper entitled Stable Potential Windows for Long-Term Electrocatalysis by Manganese Oxides Under Acidic Conditions is published on Angewandte Chemie International Edition.
理研プレスリリース
Press release
Highlighted by ChemistryViews
Highlighted by nature energy - 2019.2.1
Original paper entitled Microfluidic Reactors for Carbon Fixation under Ambient-Pressure Alkaline-Hydrothermal-Vent Conditions is published on Life. - 2018.12.9
Review paper entitled Electrochemistry at deep-sea hydrothermal vents: utilization of the thermodynamic driving force towards the autotrophic origin of life is published on ChemElectroChem. - 2018.10.16
Dr. Nakamura received "DICP Zhang Dayu Young Investigator Lectureship"!
Photo 1 Photo 2 Photo 3
Web page in Chinese - 2018.10.10
Review paper entitled Chemical Diversity of Metal Sulfide Minerals and Its Implications for the Origin of Life has been published on Life. - 2018.10.4
Article about our research on denitriication catalysts was published on RIKEN RESEARCH FALL 2018.
チームの研究がRIKEN Research FALL 2018の記事に掲載されました。 - 2018.8.7
Original paper entitled Preparation of polyoxometalate-based photo-responsive membranes for the photo-activation of manganese oxide catalysts is publised on JoVE. - 2018.5.18
Original paper entitled Deep-sea hydrothermal fields as natural power plants is published on Chemelectrochem. - 2018.5.15
チームのデータ駆動型化学触媒設計に関する研究が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2018.5.15
Original paper entitled Design strategy of multi-electron transfer catalysts based on a bioinformatic analysis of oxygen evolution and reduction enzymes is published on Molecular Informatics. - 2018.4.4
Original paper entitled Geoelectrochemical CO production: implications for the autotrophic origin of life is published on Science Advances. - 2018.3.29
チームの温和な環境で働く人工脱窒触媒に関する研究が理研プレスリリースに掲載されました。 - 2018.3.22
Ooka-kun was awarded the Merit Award and the Dean Award from the University of Tokyo!
大岡君が東京大学工学系研究科長賞とMerit Awardを受賞しました! - 2018.3.5
Original paper entitled Structural change of molybdenum sulfide facilitates the electrocatalytic hydrogen evolution reaction at neutral pH as revealed by in situ Raman spectroscopy is published on Chinese Journal of Catalysis. - 2018.2.16
Original paper entitled Evidence that crystal facet orientation dictates oxygen evolution intermediates on rutile manganese oxide is published on Advanced Functional Materials. - 2018.2.15
Original paper entitled Selective electrocatalytic reduction of nitrite to dinitrogen based on decoupled proton-electron transfer is publised on Journal of the American Chemical Society. - 2018.2.5
Original paper entitled Anodic and cathodic extracellular electron transfer by the filamentous bacterium Ardenticatena maritima 110S is published on frontiers in Microbiology. - 2017.8.14
Original paper entitled Design of metal-to-metal charge-transfer chromophores for visible-light activation of oxygen-evolving Mn oxide catalysts in a polymer film is published by Chemistry of Materials. - 2017.7.21
Original paper entitled Efficiency of oxygen evolution on iridium oxide determined from the pH dependence of charge accumulation is published by The Journal of Physical Cheistry C. - 2017.6.23
Dr. Nakamura's interview article is posted on RIKEN People (New energy ideas from the sea’s dark depths) - 2017.6.1
海洋研究開発機構との共同研究に関する記事が朝日新聞、日経産業新聞に掲載されました。(海洋研究開発機構, 理研共同プレスリリース) - 2017.5.10
Review paper entitled Element strategy of oxygen evolution electrocatalysis based on in situ spectroelectrochemistry is accepted by Chemical Communications. - 2017.5.9
海洋研究開発機構との共同研究に関する記事が日刊工業新聞、日経産業新聞に掲載されました。(海洋研究開発機構, 理研共同プレスリリース) - 2017.5.7
海洋研究開発機構との共同研究に関する記事が毎日新聞に掲載されました。(海洋研究開発機構, 理研共同プレスリリース) - 2017.5.1
海洋研究開発機構との共同研究に関する記事が読売新聞に掲載されました。(海洋研究開発機構, 理研共同プレスリリース) - 2017.4.28
Our joint research with JAMSTEC is featured by Chemistry World (Hydrothermal vents generate deep-sea currents). - 2017.4.28
海洋研究開発機構との共同研究に関する記事がプレス発表されました。(深海熱水系は「天然の発電所」深海熱水噴出孔周辺における自然発生的な発電現象を実証~電気生態系発見や生命起源解明に新しい糸口~)
Our joint research with JAMSTEC is issued in a press release (Deep-sea Hydrothermal Systems are “Natural Power Plants”-New clues to the discovery of electric ecosystems and elucidation of the origin of life-). - 2017.4.5
Original paper entitled Spontaneous and Widespread Electricity Generation in Natural Deep-Sea Hydrothermal Fields is published by Angewandte Chemie International Edition. - 2017.3.7
Our joint research with National Institute of Martial Science and Osaka University about bacterial extracellular electron transfer was featured by Science Impact Ltd (Pioneer the Physical Chemistry of Biological Electron Transfer based on Bacterial Extracellular Electron Transport. - 2017.3.3
Our joint research with Seoul National University is highlighted in RIKEN News (Manganese oxide nanoparticles exhibit new catalytic pathway). - 2017.2.23
Dr. Nakamura and Prof. Nam of Seoul National University organized 2nd SNU Solar Fuel Materials Forum. - 2017.2.4
The article about bioinspired ammonia synthesis was selected to front cover of J. Phys. Chem. C. - 2017.1.25
人工マンガン触媒に関する研究が化学工業日報に掲載されました。(理研プレス発表) - 2017.1.20
人工マンガン触媒に関する研究が日経産業新聞に掲載されました。(理研プレス発表) - 2017.1.5
水電解に関する総説がElectrochemistryに掲載されました。(Mn酸化物の特異な電気化学的挙動から見えてきた高活性酸素発生触媒の創製への指針) - 2016.12.28
Original paper entitled Mechanistic Investigation of Water Oxidation Catalyzed by Uniform, Assembled MnO Nanoparticles is published by Journal of the American Chemical Society. - 2016.11.15
Original paper entitled Molybdenum Sulfide: A Bioinspired Electrocatalyst for Dissimilatory Ammonia Synthesis with Geoelectrical Current is published by The Journal of Physical Chemistry C. - 2016.10.25
Original paper entitled Stability of organic compounds on the oxygen-evolving center of photosystem II and manganese oxide water oxidation catalysts is published by Chemical Communications. - 2016.10.19
Dr. Nakamura was invited to Solvay Conference.
中村チームリーダーがSolvey Conferenceより招待を受け講演を行いました。
(24th Solvay Conference on Chemistry: "Catalysis in Chemistry and Biology") - 2016.8.5
電位変化による生態系診断に関する研究が日刊工業新聞に掲載されました。 - 2016.6.23
Dr. Nakamura and Dr. Kitadai of ELSI organized a workshop "The Drive to Life in Submarine Hydrothermal Systems", held on June 28th at Earth Life Science Institute, Tokyo Institute of Technology. - 2016.5.11
Dr. Nakamura and Prof. Nam of Seoul National University organized 2016 SNU Solar Fuel Materials Forum. - 2016.4.21
Dr. Nakamura got a prize of Young Scientist Award from Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology!
中村チームリーダーが科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました!(理研広報ページ) - 2016.4.20
The article about our research is published on Manual of Environmental Microbiology 4. (Chapter 5.1.4 Microbial electrochemical technologies producing electricity and valuable chemicals from biodegradation of waste organic matters)
The article of Dr. Nakamura's interview is posted on CSRS web page. (Electron Life - Seeking biological electron transfer in the field of electro-microbiology) - 2016.3.22
Dr. Yamaguchi received RIKEN Researcher Incentive Award.
山口研究員が第七回理研研究奨励賞を受賞しました。 - 2016.3.7
チームの研究が理研ニュース 研究最前線に掲載されました。 - 2016.1.26
The articles about our research are published on Solar to Chemical Energy Conversion.
(CO2 Reduction Using an Electrochemical Approach from Chemical, Biological, and Geological Aspects in the Ancient and Modern Earth / Water Splitting Using Electrochemical Approach) - 2016.1.13
The article about our research is posted on It Ain't Magic. (Electrolithoautotrophs) - 2015.12.27
The article about our research is posted on It Ain't Magic. (Black smokers and electroecosystems - 2015.12.16
The article about our research is posted on RIKEN press release. (A bacteria's double life: living off both iron and electricity) - 2015.11.10
電気で生きる微生物についての研究がNewton誌に掲載されました。(理研プレス発表) - 2015.11.2
電気で生きる微生物についての研究が産経新聞に掲載されました。(理研プレス発表) - 2015.10.5
電気で生きる微生物についての研究が読売新聞、日刊工業新聞、フジサンケイビジネスアイに掲載されました。(理研プレス発表) - 2015.10.2
Original paper entitled Draft Genome Sequence of a Heterotrophic Facultative Anaerobic Thermophilic Bacterium, Ardenticatena maritima Strain 110ST is published on genome Announcements. - 2015.9.25
Original paper entitled "From chemolithoautotrophs to electrolithoautotrophs: CO2 fixation by Fe(II)-oxidizing bacteria coupled with direct uptake of electrons from solid electron sources" has been published on frontiers in Microbiology. - 2015.9.4
Original paper entitled "Thermoelectricity Generation and Electron?Magnon Scattering in a Natural Chalcopyrite Mineral from a Deep-Sea Hydrothermal Vent" has been accepted by Angewandte Chemie. - 2015.8.13
チームの水分解実験がRIKEN : Colors 知の旅人たち 全章で紹介されました。 - 2015.8.5
チームの研究が広報誌RIKENに掲載されました。 - 2015.7.5
Original paper entitled "Electron Extraction from an Extracellular Electrode by Desulfovibrio ferrophilus Strain IS5 Without Using Hydrogen as an Electron Carrier" is published on Electrochemistry. - 2015.6.23
Two papers (PNAS 2013/Nature Communication 2013) have received enough citation to be the top 1% of its academic field based on a highly cited threshold for the field and publication year, as of January/February 2015(Web of Science)!
2つの論文(PNAS 2013/Nature Communication 2013) が高被引用論文 上位1%に選定されました(Web of Science)! - 2015.6.12
Original paper entitled "Sulfur-Mediated Electron Shuttling Sustains Microbial Long-Distance Extracellular Electron Transfer with the Aid of Metallic Iron Sulfides" is published on Langmuir. - 2015.3.11
第3回MERIT camp運営委員会にて、大岡君が最優秀賞を受賞しました。 - 2014.12.17
第33回固体・表面光化学討論会にて、山口君が優秀講演賞を受賞しました。 - 2014.11.11
日本化学会秋季事業 第4回CSJ化学フェスタ2014 にて開催された学生ポスター発表で、森君の発表が優秀ポスター発表賞を受賞しました。 - 2014.10.3
The article about our research is published on RIKEN RESEARCH. ( "Bioinspired catalyst splits water"P.27)
チームの研究がRIKEN RESEARCHの記事に掲載されました。 ( "Bioinspired catalyst splits water"P.27) - 2014.9
Original paper entitled "Electrochemical CO2 Reduction by Ni-containing Iron Sulfides: How Is CO2 Electrochemically Reduced at Bisulfide-Bearing Deep-sea Hydrothermal Precipitates?" is published on Electrochemica Acta
チームの研究がRIKEN NEWSの「Spot NEWS」に掲載されました。((「中性の水を分解する人工マンガン触媒」P.13 ) - 2014.8
Original paper entitled "Bound Flavin Model Suggests Similar Electron-Transfer Mechanisms in Shewanella and Geobacter" is published on Chemelectrochem
中村チームリーダーの解説記事が 雑誌触媒に掲載されました。(「プロトン共役電子移動制御による中性pH駆動型のMn系酸素発生触媒の開発」) - 2014.7
読売新聞夕刊に深海発電についての記事が掲載されました。
化学工業日報、日刊工業新聞、日経産業新聞、化学新聞に水分解のための人工マンガン触媒についての記事が掲載されました。
Original paper entitled "Cell-secreted Flavins Bound to Membrane Cytochromes Dictate Electron Transfer Reactions to Surfaces with Diverse Charge and pH" is published on Scientific reports - 2014.6
Original paper entitled "Regulating proton-coupled electron transfer for efficient water splitting by manganese oxides at neutral pH " is published on Nature Communications
Nature Communicationsに掲載の論文”Regulating proton-coupled electron transfer for efficient water splitting by manganese oxides at neutral pH”がNature Japanの注目論文として掲載されています。(「中性pHにおける酸化マンガンによる高効率水分解を目的としたプロトン共役電子移動の調節」) - 2014.5
Original paper entitled "In situ UV-vis Absorption Spectra of Intermediate Species for Oxygen-Evolution Reaction on the Surface of MnO2 in Neutral and Alkaline Media" is published on Electrochemistry - 2014.4
Original paper entitled "Light-induced cell aggregation of Euglena gracilis towards economically feasible biofuel production" is published on RSC Advances.